「できることガイド in 東京大学」ができるまで

こんにちは。シンです。

今回は2017年3月に公開した「できることガイドin東京大学」ができた経緯について書きます。

 

「できることガイド in 東京大学」公開しましたtopiaut.wordpress.com

まず、できることガイドの編集後記にも書きましたが、できることガイドの情報源は実体験です。シン本人がこのガイドに書いてある方法を利用して自分の望む性別で学生生活を送っております。 

いやぁ、ここまでたどりつくのにメチャクチャ頑張ったよ。だって大学のどの部署に、どう話して、何が必要なのかとか全然わからなかったからね。

で、頑張っていろんなところに電話して調べて無事に手続きも終わりました。

・・・終わったのはいいんだけど、無駄が多かった。わからないことが多すぎた。何をどこに言えばいいのか全然わからない。情報がとにかく無い。じゃあガイドみたいなの作ってやろう。どこかにいる同じような境遇の後輩の役に立てばいいな。そう思って情報をまとめました。

 

 具体的な作成経緯

まず2016年11月の駒場祭(東大の文化祭)に遡ります。TOPIAで「性的マイノリティと大学」という企画を出しました。その展示の中に「東京大学におけるトランスジェンダー生活~出典:我が人生~」というものがあります。

はい、見覚えありますね。副題がこのブログのタイトルです。

この展示は自分の望む性別での学生生活を送るにはどうすればいいか+トランスジェンダー学生である自分がどのような場面で困るかについてまとめたものです。

これを雛形の一つとしてできることガイドはできています。

展示物は以下のページで公開されていますよ~ 

2016年駒場祭「性的マイノリティと大学」topiaut.wordpress.com

もうひとつの雛形は「できることガイド in ICU」です。タイトルまるパクリですね。(流石に許可はとってます)

TOPIAでICUこと国際基督教大学ジェンダーセクシュアリティ研究センター(CGS)センターに見学に行かせていただいた時に、そもそも東大内で今何ができるのか「できることガイド in ICU」を参考に現在東京大学では何ができるのかまとめてみよう!となりました。

 

ここで問題発生。

 

東大でできること、あんまりない。

例えば性別表記の変更。ICUでは学籍簿の性別表記を学生の申し出によって変更することができます。よって「できることガイド in ICU」には性別表記を変更するための手続きが書いてあります。あたりまえですね。

ところが「できることガイド in 東京大学」、性別表記変更の見出しの下に「現在性別表記の変更はできません。」の一行で終わってしまうではないか!

 これは「できることガイド」ではない。「できないことガイド」になってしまう。

それでは意味がないので実体験に基づき立ちはだかる問題の被害を抑える方法を書くことにしました。性別表記については、学籍簿のデータを変えることはできないが、教職員側の理解により当事者学生を本人が望む性別で扱うようにする、というところまでしか現状ではできません。

まあこれを大学側がしっかりやってくれれば普段は大丈夫です。しかしながらデータとして残っていると不安ですけどね。

 

 

 このように僕の実体験と、当事者学生が必要になりそうな情報(多目的トイレがどこにあるのか、みたいな)を調査して冊子にしたのができることガイドです。

できることガイドの作成にはあと他に2人のTOPIAメンバーが関わっているのですが、保健センター周りの情報調査やガイドのレイアウト、文章の校正をやってもらいました。

このブログを読んでくださっている皆さんはお気づきかもしれませんが、僕は文章が雑です()。校正していただいて助かりました・・・

こうして2017年3月24日、どうにか新入生が入学する前に「できることガイド in 東京大学」は完成したのです(完成したけど宣伝する時間が全然なかった・・)。

「いやぁ大満足、完璧だぜ」って最初は思っていました。でも後から後から「あれ書くの忘れた」「あれ書いとけば良かった」みたいなのを思い出すものです。

これからもアップデートして、より良いガイドにしていきたいと思います。

 

シン

 

 

 

 

 

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