東大性別移行記 前書き

シンです。

今回は自分が経験した大学内での性別移行について書きます。 

長編になると思うのでゆったりおつきあいください。

 

性別移行とは?

よく性別移行、性別移行と書いてますが、実は性別は変えてません。

あなたは今こう思っているでしょう。

何言ってんだコイツ、と。

順を追って説明します。

 

ひとえに「性別」といっても、いくつか種類があります。

1.性自認

2.身体的性別

3.戸籍上の性別

あたりが代表的な性別です。通常性別移行と言ったら、戸籍上の性別を変更することを指すことが多い気がします。

しかし、僕は戸籍上の性別は変更していません。(理由は過去の記事を見てください。)

 

戸籍の性別変更条件がえげつない

 

じゃあ何を変えたのかというと、名前です。

それも戸籍ではなくて、学籍の。

 

大学には通称名という制度があります。そもそもは家庭の事情により名字が変わったが大学では旧姓を使いたいとか、外国にルーツを持っている方で通称名を使いたい、という方々の利用を想定している制度です。

東大では性同一性障害を理由にこの制度を利用して性自認の性に見合った名前を学籍名とすることができます。

 

学籍には性別のデータもありますが、東大では戸籍の性別変更なしに学籍簿の性別を変更することは現状できません(ICUではできます)。ちくしょう。

 

よって、僕の現状は、

・学籍の名前を変更

・戸籍は生まれたときからそのまま

身体的な面では

・ホルモン注射はしている

・上半身の手術はしている

という状況です。

 

 ホルモン治療と手術のおかげでパス度(FtMなら男性、MtFなら女性としてどれだけ通用するか)には問題ないので、名前を変えることで無事に埋没(周囲にカミングアウトせず、シスジェンダーとして生活すること)できています。

今はやっと平穏な生活ができていて嬉しいです。

 

東大に入学した当時、通称名を使用して性別移行してやろうなどとは微塵も思っていませんでした。だってそんな制度あるなんて知らなかったもの。

「いつか性別を変えてやる」とは強く思っていましたが、それは戸籍上の性別を想定していました。

 

 そして、昔のことは隠し、あらゆるつながりを切ってシスジェンダーとして生きていこうと思っていました。

トランスジェンダーであることは、僕にとって個性ではなく、強いコンプレックスでした。

今でもコンプレックスであることに変化はないけど、だいぶ周囲の皆様のおかげで自分と向き合えてきたと思います。

 

大学生活、いろいろあったし、これからもあるだろうけど、それを記録がてらブログに書き殴ろうと思います。

 

と、かなり真面目に書いてますが、あんまり堅苦しくないように書いていこうとおもいます~

 

シン

 

 

 

 

 

 

 

 

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